2021年はマリトッツォが大ヒットとなり、コンビニスイーツのみならず、洋菓子の域を超えて「どら焼きコラボ」などならまだ可愛い方で「すしトッツォ」や「鶏トッツォ」と幅広く応用され大人気となりました。
2022年次のヒット商品候補と言われているお菓子が数種類あるのですが、その中の1つである「ボンボローニ」を食べたので紹介したいと思います。
ボンボローニとは
ボンボローニは、一言で言ってしまうとイタリアのドーナツです。丸い形をしていて、その形状から「Bomb」=爆弾を複数にした「Bomboloni」からきているそうです。強力粉と薄力粉を混ぜて発酵させた生地を油で揚げて、その記事にクリームを詰めたのがボンボローニです。イタリアのトスカーナ地方発祥の郷土菓子で、朝食やおやつの定番とされているそうです。
お店ではカスタードやチョコレート、そしてピスタチオクリームがはいったものが定番とされていることが多いようですが、手作りレシピサイトではイチゴジャムなどをいれているレシピもありました。カスタードは絶対外せませんが、イチゴジャムも美味しそうですね。
意外だったのは生地に卵を使用してないという点でした。
PANIFICIO VIVIANI
ボンボローニを知るきっかけとなったのがPANIFICIO VIVIANIの新宿伊勢丹催事イタリア展出店でした。PANIFICIO VIVIANIは、神泉の有名イタリアン「オルランド」のシェフと「シニフィアン・シニフィエ」のパン職人がタッグをくまれて永福町にイタリアパンと焼き菓子のお店を2021年秋にオープンされました。
その時にも販売・紹介されていて、インスタにもアップされていたのがボンボローニでした。
訪問したいと思いつつも、京王井の頭線は少し不便で訪問をためらっているところ、渋谷の東急フードショーに催事で出店されるということでフードショーでボンボローニを買い求めにいきました。
ボンボローニ、そのお味はいかに?
お昼過ぎに伺いましたが、この時点ではまだたくさんのボンボローニがありました。ほかにもイタリアパンのお店なので、ハード系のパンやフォカッチャも販売されていて、パンやフォカッチャのセットもありました。その中でも一緒に販売されていたイタリアンビスコッティ缶が、いろんな種類のクッキーが詰めあわされていて缶にはいっているものでとても可愛くて買って帰りたかったのですが、3,460円とそれなりのお値段と、最近ずっと気にしている体重のことがあって諦めました。
ボンボローニはクリーム、チョコレートの2種類が販売されています。もちろん1つから購入可能ですが、3個セットや4個セットでの販売も可能でその内訳(クリームがいくつでチョコがいくつか)を自由に決められる点がよかったです。クリームとチョコレートそれぞれ税込441円を購入しました。
まずはクリームからいただきます。大きさは女性の手のひら部分くらいで少し小ぶりです。生地はブリオッシュ生地で周りにお砂糖がまぶされています。クリームはレモンの風味がついていて、クリーム自体は結構濃厚だと思うのですが、ペロッと食べれてしまいます。パンはふわふわ生地で、見た目は某ドーナツチェーンのエンゼルクリームと変わらない、、、と思ったけれど、全然違います。とても美味しいです。
さて、チョコレートはというと、結構濃厚チョコレートクリームです。でも、こちらもチョコレートの重さはあまり感じないです。個人的にはもっと甘いチョコレートを想像していたのですが、少しビターなチョコレートクリームでした。少し濃厚なクリームとビターな甘さがあって、イタリアだとやはりエスプレッソと一緒に楽しむのかなと想像しつついただきました。こちらも美味しく完食です。カスタード同様、クリームもたっぷりはいっていました。
小ぶりだけれど2個食べるとさすがに結構お腹いっぱいになりました。(お昼を抜いてよかった)
まとめ:ボンボローニは今後流行するのか?
パニフィーチョヴィヴィアーニのボンボローニはまず、言うまでもなく美味しいので、機会があれば是非試していただきたいです。
ドーナツ好き、カスタードクリーム好きとしてはこれが次にくる流行スイーツだといいなと思います。
ただ、マリトッツォほど爆発的に人気がでるかというと少し疑問です。
その見た目がすでに販売されている某ドーナツチェーンのお店の人気商品に似ていて勝手に消費者が味を想像してしまうことや、マリトッツォと比べると見た目が素朴で「映え」ないということが理由として挙げられます。個人的にはマリトッツォもブリオッシュのクリームパンとなんら変わらないと思っているのですが、あの見た目やフルーツが入って綺麗に見えることも人気がでた理由の1つなのかなと思っています。
読んでいただきありがとうございました。
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