アメリカビザ(L1ビザ)面接の流れと注意点

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先日、アメリカ大使館にビザ取得の面接に訪問をしました。当日の流れや注意点を紹介したいと思います。情報は日々更新されておりますので、最新の情報はアメリカ大使館のHPで必ず確認をお願いいたします。

私が取得したのはL1ビザ(就労ビザ)となります。私は外資系企業だったためL1 Blanketビザというものを取得しました。これは企業が枠を持っていて通常のLビザよりも早く取得ができるとされています。ただし、その企業の本社がアメリカにあるのかや規模、過去の状況にもよります。

当日の服装と持ち物

これまでアメリカ大使館では手荷物検査が行われ、携帯なども取り上げられるとされていました。しかし、現時点(2023年9月)では携帯は1台まで持ち込み可能です。

アメリカ大使館記載持ち込み可能品

  • 携帯電話1台
  • 手持ち可能なバッグ1点(25cm×25cm)
  • 申請関連書類が入った透明なクリアフォルダー
  • ベビー用品やベビーカー

持ち込み不可品

  • 電子機器(ノートパソコンやiPad、USBメモ、スマートウォッチなど)
  • 許可されたサイズを超える大きなカバン(バックパック、リュック、ブリーフケース、旅行かばん)
  • 食べ物と飲み物
  • エアゾール類
  • タバコ、葉巻、マッチ、ライター
  • はさみやナイフなど先のとがったものや凶器

しかし、カバンが25cm×25cm以下って相当小さなカバンでありA4の申請書類も入らないだろうと思ったのですが、念のためこのサイズに収まるカバンで訪問しました。折りたためる布製のカバンを持ってそちらに申請書類をいれて運び、大使館に入る前に書類は手持ちに変更しました。

実際に周りを見ていると25cm×25cmより少し大きそうなカバンの方もいらっしゃいましたが、大使館への入館はできていました。多分少々大きくても大丈夫そうでした。

またパソコンやモバイルバッテリーを持ってきている人がいましたが、どうやらこれは預かってくれなそうで、手荷物検査時にコインロッカーにいれてくるように言われている方も数名いらっしゃいました。

服装については、ビジネスカジュアルの方がいいのではないか?とされているブログもいくつかありましたが、申請者にも多様性があり、スーツの方もいればラフな格好の人もいて、服装で落とされるようなことはないのではないか?という気がしました。しかし、領事の皆さんはビジネスカジュアルの格好でしたので、念のためビジネスカジュアルの格好をしていた方が心配はないだろうと思います。

アメリカ大使館への行き方と当日の流れ

アメリカ大使館へは溜池山王駅もしくは国会議事堂駅、虎ノ門ヒルズなどからも近いと思います。私は溜池山王駅を使い14番出口から向かいました。14番出口からは徒歩5分くらいで到着します。しかし、14番出口までが銀座線で5分、南北線では8~10分くらいかかります。上にも書きましたが、手荷物に制限がありますが、14番出口に出るまでにコインロッカーが2つあります。現金と交通系ICカードが利用可能です。

そして歩いていると突然、棒を持った警察官に話しかけられました。どうやらアメリカ大使館に向かう人全てが止められて、訪問目的を聞かれているようです。さすが、アメリカ大使館、セキュリティレベルもすごいですね。

セキュリティチェック

まずセキュリティチェックをしないと入館できません。上にも書いたように、PCやモバイルバッテリーなど持ち込めないものは、必ずしも預かってくれなそうなので事前にコインロッカーなどに預けていた方が無難だと思います。空港のセキュリティチェックのように持ち物と人とそれぞれ検査されます。

入館

入館時に書類を確認されて申請書類をまとめられます。サポート書類を一緒に出すかなども確認されます。私は申請書類やサポート書類、予約アポイントメントの打ち出しを別々にクリアファイルまとめていましたが、申請書類のクリアファイルは微妙に完全な無地にしていなかったところ、別の書類のクリアファイルと差し替えられました。

完全な無地クリアファイルがお勧めです。

申請書類の確認と申請費用の支払い

入ったら順番に並んで書類のチェックをされます。アメリカ大使館のYoutubeでは座って待って窓口に向かう形式でしたが、列に並んで立って待ちます。私が訪問した際には15人くらい並んでいました。

書類について確認されて、その後申請費用の支払いをしてくるよう言われます。費用はカード払いが可能です。そして支払ったレシートをもって再度、申請書類の確認窓口に来るように言われます。ただし、この時は並ぶ必要がないと言われました。

支払いは2番目に並べたのですが、ちょうどお昼休みだったのかオープンするまで10分ほど待ちました。

指紋採取と面接

費用を支払って再度窓口に行くと、今度は指紋採取の窓口に並ぶように言われます。これまでは日本人っぽい方々(国籍はわからないが、日本語堪能)が対応してくれましたが、今度はどうみても欧米の方、、、と思ったら、皆さん日本語堪能です(笑)→私を対応してくださった方はとても素敵なお姉さんでした。

指紋採取は列も少なくてほぼ待つことなく完了しました。

その後、面接です。面接も列になって並んでおり、同じように窓口のようなところで面接をします。ここが一番並んでいて25人~30人くらい最初並んでいたように思います。領事の方々が複数で面接されていました。面接は英語ですが、英語力を試すための面接を行っているわけではなく、日本語の通訳を依頼されている方(『日本語でお願いします』と言っていました)や領事の方も簡単な日本語はわかるような感じでした。

そして面接を完了したら1週間くらいでVISAが届きます、と言われて完了です。

過去のブログを拝見すると3時間待つし、携帯もないから本が必要など書かれていましたが、入館から1時間かからずに完了しました。

大使館内には自動販売機があり飲み物を買うこともできますし、子供が少し遊べるようなスペース(空港の子供スペースの小さいバージョン)がありました。私が訪問した際も小さな男の子が遊んでいました。

情報が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

読んでいただきありがとうございました。

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