Withコロナとなり日常の中で国内旅行や実家帰省をすることも増えてきたのではないかと思います。今回は高知の玄関口である高知龍馬空港でのお勧めのお土産を紹介します。
高知県は四国4県の中で南側に位置している横に長い県です。清流四万十川や桂浜などに加えて、仁淀川や吉野川でラフティングといったアウトドアを楽しむことができます。また、夏にはよさこい祭りが有名ですし、そのあたりでは花火大会も開催されます。そして旅と言えばやっぱりお土産は欠かせません。お土産は荷物にもなるのでできるだけ空港で買ってしまいたい、、、では、紹介していきます。
ミレービスケット
最初のお土産がビスケット?と思われる方もいるかもしれませんが、私のお勧めはこのミレービスケットです。
高知空港のおみやげ物屋さんでもレジ前にこのように積まれており、それだけ人気のお土産と言えるのでしょう。味は、プレーンに加えてキャラメル味、午後のミレービスケット、コーヒー風味などに加えて、ノンフライミレービスケットもあります。
ちなみに、このミレービスケットはその人気か、たまに成城石井に並んでいます。
味は素朴な味をしていて、サクッとした食感のビスケットの味に塩気が少しあり、それがアクセントになっています。ほんのり甘い、少し塩気といった、日本人が大好きな甘辛い味(といっても醤油の甘辛さではないですが)だと思います。このビスケットをあげている油があってこそのミレービスケットの味だと私は思うので、ノンフライよりもフライをお勧めします。そして私の一押しはこちらの個包装です。個包装だと、みんなに配るときも配りやすいしリーズナブルです。またお一人にお渡しする場合でも個包装だと湿気る心配もないし、カロリーの取りすぎを心配することもありません。
野根まんじゅう
次は野根まんじゅうというお饅頭です。高知県東部にある野根山の近くの藩政時代からある饅頭で、その野根山にちなんでつけられているそうです。
薄皮で、こし餡を包んでいる少し小さめのお饅頭です。小さめというのは、普通のお饅頭の三分の一ないしは半分(私は三分の一くらいではないかと思います)の大きさです。こし餡も甘さが少し控えめで、お饅頭といってもするすると入ってしまいます。薄皮には山芋が使用されているそうで、そのためか少しもちっとした食感です。
高知空港には、「本家福田屋」さんのものと「七福堂」さんの野根まんじゅうが並んでいます。福田屋さんの方には「天皇陛下献上品」と書かれておりますし、登録商標もお持ちのようです。七福堂さんと比べると福田屋さんのお饅頭の方が少しおおきそうです。また、七福堂さんの方は、よりお饅頭のはいっている入れ物が切り取りやすくなっていて配ったりしやすそうです。福田屋さんは12個で650円、七福堂さんは16個で648円でした。これはそれぞれのお饅頭の大きさによるかもしれません。
かつおの生節
お次はスイーツから少し離れまして、甘いものが苦手な方や自分用にもよいお土産です。高地と言えば「カツオのたたき」がとても有名ですよね。高知空港でかつおのたたきの冷凍を買って帰ることもできますが、冷凍がゆえなかなか大きく、荷物が多い場合などは結構大変だと思います。
このカツオの生節というのは、あの鰹節をつくる乾燥されたカツオよりももっとずっと生に近い状態で、とはいっても生ではなく、茹でて焼かれているカツオを真空パックで保存しています。賞味期限は5か月ほどで、空港でも常温状態でおかれています。大きさは20㎝くらいです。
食べ方は、スライスをしてお醤油とワサビや、キュウリと一緒にしてお醤油をかけたり、醤油マヨネーズに七味や一味などをいれて、ご飯やおつまみとしていただくと美味しいです。
【番外編】姫カツオ
また、近くに姫カツオのスティックもありました。5本セットになって、1,080円でした。この姫カツオもカツオの加工品で、それぞれにしょうゆ、ゆず、ピリ辛、にんにく、塩レモンなどの味がついています。そのまま食べることができます。こちらはより、おつまみによさそうです。
塩けんぴ
高地には「芋けんぴ」というお菓子があります。この芋というのはさつまいもで、サツマイモを長方体にカットしてそれを油で揚げて、お砂糖をコーティングしているお菓子です。しっかりと揚げてあるので、けんぴはほくほくではなく、パキッポリっとした食感です。好みの問題なのですが、サツマイモの甘さにお砂糖というのは結構甘いんですよね。そこに少しお塩をいれているのがこの塩けんぴになります。これもまた、「やめられない」「とまらない」の甘辛となります。塩けんぴ自体は、まつこの知らない世界でも紹介されたそうです。
ただ、さつまいもを油で揚げて、お砂糖をまぶして、お塩も少しという商品なので、カロリーはそれなりにあります。ダイエット中の方へのお土産は控えた方がよさそうですね、、。
芋けんぴはパリポリとした食感です。芋繋がりでいうと「ひがしやま」も気になります。こちらも都内では似たような商品を成城石井で販売しているのを見たことがあります。こちらはサツマイモを天日干ししたおやつです。サツマイモの甘味が凝縮されています。そのままでもいいですが、フライパンで少しあぶっていただくとさらにおいしくなるかもしれません。
土佐南国の野菜やフルーツ
高知を訪問して思うのは、お野菜がとても美味しいということです。お野菜自体の味が濃いとでもいいましょうか?ドレッシングなんかあまりなくても野菜本来の旨みを味わえると思います。以前の会社の同僚で四国に赴任された方も「四国、特に高知は野菜が美味しい」とおっしゃっていたことを思い出しました。
そのためか空港のフロアにこのような季節の野菜や果物を買える場所がありました。ここでピックアップして近くにあるお土産屋さんで購入する仕組みなようです。この時期は「小夏」と「フルーツトマト」がありました。高知もフルーツトマトで有名な土地ですよね。発送もしてもらえるようなので、相手は限定されますが送るのもよいかと思います。そして袋の1つ、2つであれば自分用に持って帰ることができますね。
そして冬には文旦がならんでいました。文旦は高知の名産品です。大き目の柑橘類で皮をむくには包丁が必要ですが、はちみつの成分と同じ果糖の甘味だという上品でとっても瑞々しく、さっぱりとした美味しさです。箱につめられたものもありました。1Fのぐりファームにも文旦があるようです。
フルーツトマト、都内で買うとなかなかいいお値段しますから、買いたくなりますね。
これは夏にあった小夏ですね。
【番外編その2:ごっくん馬路村】
高知県は柚子の有名な産地です。その中で高知県馬路村は高知県のどの町よりも先にその柚子をつかった商品をブランディングして全国区へと売り出しました。
ポン酢しょうゆの「ゆずの村」などは、都内のスーパーでも見かける商品で鍋の季節には購入させてもらっています。
この馬路村で売り出しているゆずジュース(清涼飲料水)「ごっくん馬路村」も高知空港で販売されています。飲料なので重さもあり、お土産に大量購入するのは難しいかもしれませんが、ご家族用やご自身で空港で飲んでしまうのもいいかもしれません。
サイズは180mLで、ゆずとはちみつ、そして馬路村のお水で添加物など一切使用されていないようです。はちみつがはいっていますが、柚子のかおりと程よい酸味、そして甘すぎずすっきりとした甘さでとても飲みやすいです。柚子を使ったジュースなども結構柚子の存在感を感じたり、甘さが強いものもありますが、ごっくん馬路村は柚子も濃すぎないし甘さもほどよくてとてもバランスがとれていました。夏なんかにも飲みたくなる味です。(冬には瓶ではなく、アルミ缶のごっくん馬路村も発見しました。軽くていいですね!)
【番外編その3:竹輪、じゃこ天などの練り物】
高知は土佐湾が海に面していることから、魚を素材としている練り物も美味しいです。竹輪、じゃこ天、いずれも並んでいますが、じゃこ天は愛媛県でも有名なので竹輪を買ってみるといいかもしれません。
【番外編その4:食べたかったもの】
それ以外にも美味しそうなものを見つけてしまいました。ぼうしパンという高知発祥のパンです。餡入り、クリーム、おいもなど味が数種類ありました。帽子のつばの部分はちょっと食感が違いそうです。
アイスクリームシャーベット、一番右側は県民ショーでもやっていた「アイスクリン」です。
芋天
発見した際にはもう売り切れ?ていましたが、こちらも県民ショーでやっていた芋天です。さつまいもの天ぷらなんてどこにでも、、、と思うのですが、高知の芋天はてんぷら粉のふわりとした衣ではなく、小麦粉・塩・砂糖などを配合して衣自体に味つけがしてある天ぷらです。
お土産とともに楽しかった思い出をお裾分けしてください。
読んでいただきありがとうございました。
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