マンハッタンでの交通手段のお勧め バス

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円安はどんどん進んでおり現在160円近くなっていることに加えて、物価の高いアメリカ、、、そして地下鉄は日本のような治安の良さでもなく、綺麗でもない。

今日はマンハッタンでの生活に私が最もお勧めする交通手段MTAバスについてご紹介したいと思います。

以前も記事にしましたが、少しだけマンハッタンの地下鉄について触れておきたいと思います。

マンハッタンの地下鉄について

マンハッタンは東西にいくつかの地下鉄が走っており、マンハッタン内の移動においては重要な交通手段の1つとなります。1回の乗車が$2.9です。

しかし、日本の地下鉄と比べると治安がそこまでよくはなく、遅い時間(現地の人によると22時以降)だと乗車は危険とされています。2024年は銃規制がされているNYにおいても銃などの持ち込み発見件数が増えており、州兵の配置、そして州兵によるランダムな手荷物検査が実施されています。

これは今に始まったことではないですが、無賃乗車を目にする機会や、電車内でのホームレス、なんらかのパフォーマンスをして金銭を募ったりする人の遭遇機会はかなり高いです。そして地下鉄も電車内も綺麗ではありません。

大きくないように見えてそれなりに広いマンハッタン、そして車の渋滞も多い中で地下鉄は重要な交通手段の1つであることには変わりません。

生活をはじめてすぐのころ、駅構内の人気のなさ、暗さ、汚さが怖くて乗車が嫌で仕方がなく、できる範囲で徒歩ではてしなく歩いていた記憶があります。バスは日本にいた頃も、一度間違ってしまうと取り返しがつかないという思い込みがあり、路線もわからないことから避けていました。

マンハッタンのMTAバス

生活をし始めてしばらくは徒歩や自転車を駆使する生活をしていたのですが、➀仕事で知り合うきっかけがあった人がよくバスを利用していること、➁バス停が家の近くにあったことからバスを利用してみようと思うようになりました。

バスの種類

バスは東西(横)に走るものと南北(縦)に走るものがあります。そしてバスには種類があって、M、Q、BR、BXがあります。

  • M:マンハッタン内
  • Q:クイーンズ内
  • BR:ブルックリン内
  • BX:ブロンクス

これに数字「1」「55」「101」などの数字がついたもの、M1、M55、M101などがバスの路線を示しています。

目的地やバスの路線図

バスは土地勘がないと少し難しいと思うかもしれません。そこでお勧めのアプリが➀「Google map」と➁「MTA」です。

MTAは2024年時点で黒い色のアプリで路線図を検索したり、該当のバスがどこにいるのかなどを教えてくれるアプリになります。

実際どのように使うかというと、Google mapで目的地を入力し、経路を検索する。その時にバスを使用したい場合は優先交通手段を選択できるのでバスを優先してください。そうしないと地下鉄がでてくることが多いです。その後、近くのバス停の場所やバスの遅延状況、乗車後に目的地のバス停の近くに来ているのかなどを確認するにはMTAを使います。私はGoogle mapで経路をオンにするのが好きではないので、経路だけ調べてスクショをとって、写真で降車バス停をチェックしてました。

何故かというと、こちらは〇〇ストリートとか似たような名前が多くて不安になるからです。MTAのアプリがあると英語があんまり聞き取れなくても安心だと思います。

乗り方については、OMNYへの事前登録をしてください。そうしてクレジットカードを携帯ウォレットにいれておけば、乗車時にタッチをして終わりです。乗車は前のドアから、降車は前、真ん中のドアいずれでもOKです。真ん中のドアはドアの黄色い部分にタッチして開くものが多いです。1回あたりの乗車は$2.9で地下鉄と同じです。

私がバスをお勧めする理由と注意点

私がバスをお勧めする理由をいくつかあげたいと思います。

地下鉄よりも安全(な気がする)

先に挙げたように私は地下鉄があまり好きではありません(怖がりすぎ?)。そしてバスの方が少し安全な気がするのです。なぜかと考えたのですが、上に書いたようにバスは乗車時に運転手さんの横にある精算機にタッチをして乗車料を支払います。つまり、無賃乗車をすることができないため、乗車層が少し違うことだと思います。次にバスは地下鉄車両に比べたら小さいため、運転手さんの目が届きやすいということでしょうか。

バス停の数が多い

1番は安全の観点からお勧めをしていますが、もう1つはバス停の間隔がかなり狭いです。私が日本でバスにあまり乗車をしていなかったため日本との比較は難しいのですが、次のバス停まで歩くのは余裕です。つまり、不慣れでちょっとバス停を間違えてしまっても、徒歩でどうにかなってしまうというところです。それにバス停が沢山あるとういことはそれだけ目的地の近くに行けるということです。乗り換えを駆使してどこまでバスだけでアプローチするかにもよりますが、、。

バスの注意点

ではデメリットはないのかというとやはり悪い点もあるので挙げておきたいと思います。

時間がかかる

バス停が多く、信号や渋滞も多いNYですから、地下鉄に比べるとそれなりに移動に時間がかかってしまうとういことです。私はせっかちな性格なので、「ああ、もう少しスイスイ動いてほしい」と思うのですが、地下鉄に乗るよりはいいなと思っています。

遅延・迂回あり

バスなので交通渋滞の状況に依存しますし、どちらかというと遅延する傾向があります。そして特に南北に走る縦のラインでは迂回をしたり、途中までしかバスが出ないといったことも起こり得ます。地下鉄でも突然のキャンセルやスキップなどももちろんありますが、地下鉄だと待っていれば最終的に目的の駅にはたどり着きやすいのですが、バスの場合は途中の駅までの運行などとなるとそうもいかないです。

本数は多くない

本数は15分~20分に1本なので、東京の地下鉄の運行状況に慣れ親しんでいる私としては、少ないなという印象です。そして遅れることもあれば、予定時間より5分も早くくることもあります。これは運転手さんによりますし、バスに限った話ではないですが、日本のように時刻表にしっかりあわせた運行をするためにバス停や駅で待つといったことはしない人が多いです。そして最大にびっくりもしたし腹が立ったのは、バス停で止まってくれないということがありました。あまりにも腹が立ってネットを検索したところ、バスが満員の場合など安全上の理由でバス停に止まらないことは理由によって許容されているようです。しかし、MTAでは「あまり混んでいない」とその時は表示されていたし、どう見ても満席ではなかったので今思い返してもむっとしてしまいます。

これはアメリカ全般に言えることですが、サービスと支払い金額は比例するので、そんなものなのだとしか、、、というのと、日本の公共サービスは素晴らしいということですね。

そしてここはアメリカですから、バスだから絶対に安全ということもないです。たまに警備員の方や交通police?みたいな人が乗車してくることもあります。

生活・仕事・ビジネス・観光などシーンによって優先事項が異なってくるかもしれませんが、マンハッタンでのバスは活用したもの勝ちのように思います。

読んでいただきありがとうございました。

 

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