こんにちは、オッターです。
「人を動かす」のはとても難易度の高いことだと思います。全員がゴールに向かって自分ができることをひたむきに行うようなチームであれば困ることはないのですが、人間はそうもいかず、承認欲求などに突き動かされる複雑な生き物です。
年齢に関わらず、反抗的な人やご自身のやり方にこだわる人などマネジメントは大変ではないでしょうか。
その中で「年上」というのは、日本社会においてはマネジメント側も気になるところがあると思います。オッターは、ピープルマネージャーではありませんが、チームリーダーとして年上の方々に接したりお願いすることも多い立場なので今日は自分の経験から、年上部下への接し方を紹介したいと思います。
年上部下への接し方:教科書編
よく「年上部下、接し方」をGoogle先生に聞くと教えてくれるのはこのへんでしょうか。
- 敬意をもって接する
- 意見を求めたり、頼りにする
- 指示は明確に具体性をもって、でも指示口調ではなく依頼口調
- 賞賛する
年齢に関係なく敬意をもって接することは大事ですが、言葉遣いをより丁寧にする、意見を求めたり便りにする、得意なことは賞賛して、指示ではなく依頼口調にする、、、
確かに適切なアドバイスだと思います。
しかし、こういう時によく思うのは(オッターの独断と偏見ですが)、「あなたは新任上司としてこの部署にくる」「年上上司側はその領域においてあなたより専門知識が高い」ということが前提としてあったりするように思います。
そしてここに「性差」が絡まってくると更に厄介、と個人的に思います(あくまで個人の見解です)
というのも、先日、男性でマネジメントをされている方とお話していて「女性のリーダーシップ」という話になりました。
もちろん、ダイバーシティが謳われているいる今のこの社会で、公には言えないないとしながら、その方はおっしゃいました。
「女性のリーダーがあまりにも強すぎると、男性として窮屈に感じる」
これについては賛否両論あるかもしれません。ただオッターは、これも1つの本音だろうなと思い聞いていました。
ここでは書きませんが、年下部下も同様で、男性部下の信頼を得るというのも難易度が高いように感じます。
というのも、基本的に男性は女性より上にいたい、と思う傾向が強いのかもしれません。
そのため女性にはよく、「男性社員を頼りにして、仕事の成果をあげていきましょう」といったことも言われているように思います。
でも頼りにできない、頼りにできる部分が少ないことだって少なくない
ただここで言いたいのは、頼りにできないことだって往々にしてある、ということです。
例えば自分の方がある専門領域に対して経歴が長く自分が教える立場だったりすることもあります。
そして意見を聞く、、というけれど、聞いてしまった以上何も採用しないわけにもいかない、でも正直、意見がイマイチ、、、なんてこともあります。
そして頼ったところで、上司だったら指導としてネガティブなことを言わなくてはいけないシーンもあるのです。
年上部下への接し方:実践編
あくまでオッターが考えるものなので、適切でなかったり自分でもさらなる経験を経て変わるものかもしれないというものではありますが、
- 適度な距離を保つ(深入りしない)
- 自分の職務を全うする
- 仕事を任せる
ではないかと最近思っています。
適度な距離を保つ、自分の職務を全うする
話す機会を多くもって信頼関係を構築しましょう、などとありますが、上に挙げた性差だったり、時には提案に対してダメ出しをしなければならい、指導しなければならないこともあります。
賞賛と指導については、賞賛をより多くしてその最後に指導というTipsもありますので、普段から賞賛を心がけておくことも大事かと思います。
ただ、オッターは自分が納得しない限り人から褒められても刺さらない、と思うこともあります。
そのため部下に自分の言うことを聞いてもらえるかの1つは、自分自身、つまりオッター自身の仕事に対して尊敬をしてもらえるかどうかが1つの要素だと思っています。
もちろん全うしても尊敬してもらえるかどうかは分かりません(笑)でも、自分はそれでスキルアップしているからいいのです。どうしようもない人をどうにかすることはできません、と割り切っています。
仕事を任せる
人は常に「自分自身の重要感」を求めているそうです。それを満たすものの1つが賞賛だと思いますし、この仕事を任せるというのも1つの重要感につながるのではないかと思います。
これはオッターの師匠の受け売りなのですが、「仕事を任せる、任せた以上は細かなことに対して介入はしないし、相手が求めてこない限りコメントはしない」を心がけています。
ここでのポイントは仕事を任せることではなく、「どんな仕事を任せるか」だと思っています。
重要度の高いものはどうしても、口を出したくなってしまいますし、クオリティも気になります。
「求められる仕事の結果」と「その人の能力」をそれぞれ考慮して、「任せてもいい仕事を任せる」ということをしています。
オッターはできてないのですが、さらにその仕事を任せる時には「重要感を持たせるための説明」があるとよりよいらしいです。
オッターはまだまだ未熟な立場なのでそうではないよ、ということもあるかもしれません。
何かあればコメントいただけるとありがたいです。
読んでいただきありがとうございました。
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