在宅ワークに慣れ出社の意義を感じない

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コロナ禍となってもうすぐ2年になりますが、2020年4月の緊急事態宣言発動以降、日本でも在宅ワークがこれまでより導入されたそうです。

参考:総務省の企業における在宅勤務実施率

総務省|令和3年版 情報通信白書|テレワークの実施状況

出社勤務と在宅ワークどちらが生産性が高く、快適な環境で働けるか、出社の意義を全く感じていなかった自分の経験を通じて感じたことを紹介します。

オッター
オッター

在宅ワークって、通勤時間もないし、すきま時間に家の用事もできるし、お嬢様(ワン)とも一緒にいれるし、このまま在宅ワークを続けたいなぁ。

ペンちゃん
ペンちゃん

でも在宅ワークで不便なことはないの?

オッター
オッター

会議が増えたけど、それにも慣れたかな。たまにインターネットが不調で接続が悪くなったりする時は少し困るかな。でも一時的だし、話しかけられなくて仕事に集中できるし、なにより嫌いな人の顔見なくていいのがすっごくいいよ!

しろくまさん
しろくまさん

出社した方がみんなとコミュニケーションがとりやすい気がするよ。でも、僕は冬眠したいし、出社は時間もかかるし、準備もあるし面倒だよねぇ。

シマエナガちゃんズ
シマエナガちゃんズ

出社勤務の方が、いっぱいおしゃべりできていいよ。いつでもみんなとお話できてさみしくないよね~~。

出社勤務と在宅勤務、様々な考え方がありますが、大きく以下の4つに分類できます。

  1. 出社勤務の重要性を感じ、出社するタイプ
  2. 出社勤務の重要性は感じるが、在宅ワークの方が楽なので必要最低限出社するタイプ
  3. 出社の重要性に関係なく(意義をあまり考えず)、出社するタイプ
  4. 出社勤務の重要性は感じず、出社もほとんどしないタイプ

ちなみにオッターは4番目のタイプで、在宅ワークでも3か月~半年もすれば慣れてきて、当初騒がれていた「リモート疲れ」もなくなり、業務で困ることもなく基本、出社は最低限で在宅ワークでずっと働きたいと思っていました。

しかし会社の偉い人たちはそう考えず2021年にはいると、例えばGS(ゴールドマンサックス)のCEOは全社員に対して、協業や上司、仲間より学ぶことの重要性を説き、オフィス復帰に向けて準備するよう通知したり、JPモルガンなどでも同様の動きがみられました。

参考:BBCニュース

在宅勤務は「新たな日常」ではない 米ゴールドマンのCEOが変化を否定 - BBCニュース
リモートワークは「新たな日常」などではなく「逸脱」だ――。米金融大手ゴールドマン・サックスのトップは24日、そう述べ、新型コロナウイルスの流行で広がった新しい働き方に否定的な考えを示した。
オッター
オッター

オッターの会社もそうなんだけど、会社の偉いおじさんってどうして出社をすごく促してくるんだろう、、、自分が聞きたいことについて人を捕まえてすぐ聞けるからだよね!偉い人はいいけどさぁ、オッターとか関係ないからね。

ペンちゃん
ペンちゃん

自分が聞きたいからなんて視野の狭いことじゃなくてもっと違う観点があるんじゃないかなぁ、、、、

オッターの会社でも出社奨励日など設けられて、週1度出社などするようになりましたが、出社してもビジネスの状況からかチームと話さないとどうにもならないというわけでもなく、またチームの人もいても1~2名で、出社勤務の意義は特に感じませんでした。

ネットワーキングの重要性

なぜ出社勤務がそこまで推奨されるのかずっと疑問に思っていたタイミングで自分の人生の師匠なる人と話す機会、これまでの上司の中で尊敬する上司などに会う機会があり、このことについて彼らから学んだことがあります。

ネットワーキングの重要性、影響力を使って仕事をすることです。

師匠や過去の上司二人とも仕事が非常にできる人たちですが、彼らの共通点は「効率的」です。彼らは自分がやるべき仕事に集中します。それ以外は部下をうまく活用します。この表現だと部下への丸投げに思えるかもしれませんが、部下が得意としていることや好きなことを依頼したり、そういったことを質問して自分の疑問を解決して自分の業務を進めるためチームとして関係性もよく、かつスピーディーに仕事が進むのです。

得意なことを得意な人に任せたり聞いたりするのはチームで仕事をする意義の1つですよね。

自分で全部完結しようとしていた

そこで自分自身を振り返ると、疑問点や不明点もちろんチームに確認することもありましたが、些細なことは自分でマニュアルを調べたりしていたのです。

自分がチームリーダーとなったため、仕事の雑用が増えることは仕方ないと思っていました。その結果、自分が本来やるべき(もしくはやりたい)仕事や自己研鑽に時間が避けずストレスを感じていました

自分で調べればなんとかなるし、こんな些細なことでわざわざ相手のスケジュール確認して空き時間に聞かなくても、、、と思っていたのです。

会社でいればちょっといい?といって確認できたかもしれません。いや、私の場合は会社にいても自分で自己完結しようとして聞かなかった可能性が高いです。責任感と言えば聞こえはいいですが、責任範囲が広がる中でこんなことをしていたら24時間あっても足りない日もそう遠くありません。

効果的なネットワーキングの方法

じゃあ、どうやってネットワーキングしていくのか、自分なりに効果的だったものを紹介します。

  1. 直接対面での1 on 1 meeting
  2. 直接対面でのミーティング
  3. ランチ
  4. 飲み会

リモートでの1 on 1 meetingもやりましたが、この数回分に匹敵すると思います。そしてとても原始的?ではありますが、ランチや飲み会は効果的です。仕事でつながりたい気持ちが強いのでミーティングを2番としていますが、お酒好きの人には手っ取り早く4のほうが効果的だと思います。頻回の必要はなくて、個別でもなくチームでの飲み会などで十分だと思います。

ネットワーキングで得られた効果

対面にすることにより、相手の表情などもよくわかり自分自身が相手への共感性を高く持てるということが理解できました。チームが思いどおりに動かないときにリモートのみ(声のみ)だとイライラしたり、顔出しされても別に見なくていいと思っていたのですが、対面での機会を得てイライラ度を下げることができました。

メールだけ、声だけだと相手とのコミュニケーションエラーが起きやすく、相手へのいら立ちが募るというのは私だけではないようで、チーム内でちょっとした問題も頻発していました。こういったことも出社によって避けることができるかもしれません。

そしてネットワーキング後、在宅ワークの日に些細な内容であってもチームの人に連絡をして雑務を早く解決する方法を習得しました!

今後の働き方

仕事への問題を感じることがなかったため出社の重要性をほとんど感じていませんでしたが、そのこと自体が問題でどうやって生産性を挙げるか、どうやって影響力を使った仕事をするかという視点に欠けていました。

ただし、出社することでコミュニケーションが増え、考えたり資料作成などの作業時間が減るのも事実だし、オフィスはざわざわしていて在宅ワークに慣れた今となっては集中しづらい環境になってしまいました。

このことから今後も週1~2日は出社し、コミュニケーションをとることで、在宅ワークでもより生産性高く、効率的な働き方ができると感じました。

ただ、チームへのイライラ度を下げることはできたと書きましたが、嫌いな人はやっぱり嫌いで、対面であることによる負荷は言うまでもありません(笑)

また多くの人がリモートから対面にすることでコミュニケーションがよりスムーズになるように思いますが、対面であってもコミュニケーションがうまく取れないという人は僅かながら一定数いるというのも事実です。こういう人にネットワーキングとか対面で理解を促すなどの時間を割くことは業務の効率性を大きく下げるので、ある程度割り切った対応が必要に思います。

読んでいただきありがとうございました。

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