こんにちは、オッターです。アメリカでの生活の立ち上げにおいて、日本人の主食であるお米の調達、これは重要な問題です。
赴任する際にお米を少し持ち込んでいましたし、サトウのご飯などもあったのですが、日本から持ち込んだお米はAKOMEYAの美味しいお米だったこともあり、こちらで買えるお米が必要と思いAMAZONでお米を検索したところNISHIKI(最高級)と書いてあるお米を発見しました。NISHIKIと書いてあるのだから、これはササニシキであろうと思い込んで購入しました。
お米の消費量がそんなに多くない私は、炊飯器をこちらで買うか悩みに悩み、電子レンジでお米が炊けるという炊飯マグを購入し、アメリカに持参しました。サービスアパートメントで日本から持ち込んだお米とともに、何度かこの炊飯マグを試したのですが、確実に吹きこぼれてしまうこと、研いでお水に浸した状態で30分待たなくてはならないことから面倒になりほとんど使っていませんでした。何をしていたかというと、一人用の土鍋でNISHIKIのお米を炊く。しかし、お米の量もお水の量も結構適当な私はご飯を炊くというよりは、おじやに近い状態のものを食べていました。あとは寒い時期ということもあって、雑炊をよく作って食べていました。そしてたまに白米を食べる時は、サトウのご飯に頼ってばかりでした。
しかし、やっぱりおかずに合うのはきちんと炊いた白米だし、おむすび権兵衛で買った美味しいおにぎりを食べたことから、白米への強い気持ちの高ぶりが生じて、結果的に炊飯器を買うことにしました。(こんなことならもっと早く買っておけばよかった、、、)
到着した炊飯器で、残っているNISHIKIのご飯を炊いて、楽しみにしていた白米!
、、、なんか、、、サトウのご飯の方が美味しいんだけど、、、
期待値が高すぎたのか、お水が少なかったのか、早炊きにしたからか、水分が少し少なく感じるし、なんだか私の期待した白米ではない、、、
1度目はお腹がすきすぎて早炊きにしたことや水分が少し少なかったのであろうと思い、2度目はその点を改善した炊飯したのですが、、、やっぱりなんか美味しくない。やっぱりサトウのご飯の方が美味しい、、、。なんかちょっとパサつくし、艶もないし、ご飯独特の甘さみたいのもないし、、、冷めたらもっと美味しくないんですよね。
これは一体どういうことかとGoogle先生に聞いてみたところ、なんとNISHIKIと言いながらこれって日本米じゃなかったんです!最高級特選米って名前に騙された、、、
実はこのNISHIKI、立派なカリフォルニア米だったのです。
日本人でありながらお米の種類を知らなかったのですが、お米には大きく3つの種類があって
- 短粒米
- 中粒米
- 長粒米
日本米は短粒米なのだそうです。もともとは長粒米と短粒米があって、その違いはアミロースとアミロペクチンというでんぷんのタイプが違うそうです。アミロースが少ないともっちりした食感になるようで、日本のお米である短粒米はアミロペクチンが多くてアミロースが少ないようです。
この中粒米、カリフォルニア米として世の中では知られているようなので、カリフォルニアの土地では長粒米を育てることが難しく、日本米に近い米の方が育成できるということでできたお米らしいです。起源を考えると長粒米より日本人に向いていると考えられていますが、日本で想像する「白米」とは正直、随分違いますし、特におかずと美味しい白米を食べたいと考える時にはそのニーズを満たしきれないと私は思います。
NISHIKIはチャーハンにするときようにしよう、、、と、さっそくWeee!で日本米を買うことにしました。
アメリカで購入できる日本米で有名どころを調べたところ
- こしひかり
- ななつぼし
- 田牧米
- 玉錦
などがあるようです。今回は品種がばっちり書いてあるコシヒカリを購入しました。雪花っていういかにも日本品種っぽいお米もありましたが、これも中粒米です。もうパッケージには騙されない!(→勝手に勘違いしたのは私です、、)
なお、NISHIKIの名誉回復のために言っておくと、NISHIKIは在米日本人の中では評価は高く、美味しいと言われているようです。日本米は高いですしね、、、。
アメリカに来るまで、お米への執着はあまりなかったのですが、自分が日本人であるということや、食事へのこだわりが強いということを思い知らされました。
コシヒカリが届いたらまた追加でレポートしたいと思います!
追伸、コシヒカリが届きました。産地はカリフォルニアのサクラメントなので日本からの輸入品ではありません。しかし、とっても美味しく、お米が届いてからはお米比率がとてもあがっています。
読んでいただきありがとうございました。
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